ABOUT
PU LEATHER?

PUレザーとは
ポリウレタン樹脂(Polyurethane)
を使った合成皮革です。
本革のような見た目と
柔らかい手触りが特徴です。

PUレザーは不織布や布地をベースにポリウレタン( Polyurethane)樹脂で覆い、本革のようなエンボス加工を施して製造されます。PUレザーは合成皮革やフェイクレザーとも呼ばれますが、ソフトな手触りと見た目の高級感や豊富なカラーバリエーションがあるため、スマートフォンケースから文具用品、ファッション製品など様々な製品に使われています。

PUレザーとPVCレザー
の違い

PUレザーは、PVCレザーとよく混合されてしまうことがありますが、性質特性からまったく異なる素材です。

PUレザー PVCレザー
特徴

PUレザーは本革に近い高級感のある見た目と柔らかい肌触りが特徴です。弾力性・柔軟性が高く、やわらかいカーブがポイントです。PVCに比べると通気性があります。

PVCレザーはPUレザーに比べると安価に入手することができます。表面はPUよりも硬くツルツルした印象になります。耐水性があり汚れにくい特徴があります。

質感 ● ソフトな手触り柔軟性のある質感
美しい曲面のある製品づくりが可能です
● 柔軟性が低く表面が硬めな質感
PUと比べ硬めの質感でツルツルしている
通気性 ● 通気性が良い
肌に張り付きずらいサラッとした手触り
● 通気性が悪い
座面等の場合は蒸れやすい
耐久性 ● 時間と共に劣化はする
長く使っていると表面が剥がれる(*加水分解)
高温・多湿や紫外線が劣化の原因となる。
● 時間と共に劣化はする
表面がカチカチに固くなるような劣化がおこる
高温・多湿や紫外線が劣化の原因となる。
耐水性 ● 水は弾くが湿気に注意
湿気は劣化の原因となるため基本は乾拭き
● 耐水性がある
汚れに強く水拭き等でメンテナンス可能
耐熱性 ● 耐熱性あり
PUレザーは耐熱性があります
● 高温は厳禁
60度を超える高温は表面を溶かす可能性あり
加工 ● レーザー加工にも対応
耐熱性があるため熱加工を施すことができる
● レーザー加工NG
PVCは加熱により有毒ガスが発生するためNG
価格 ● PVCレザーより高価
近年PVCレザーとの価格差は狭まってきている
● PUレザーよりも安価
近年原料の高騰により価格が上がってきている

PUレザーの
経年劣化について

PUレザーの経年劣化による加水分解は、素材にとって避けられない現象です。加水分解は空気中の水分とポリウレタンが化学反応を起こすため、長く製品を使っていただくには製品が濡れた際はしっかりと拭き取っていただき、直射日光の当たらない場所で保管していただくことをおすすめします。

ACTIVA PUレザーの品質について

ACTIVAのPUレザーは製品の経年変化を測定するジャングルテストにより、高い品質であることが証明されております。
右写真にもあるように、同じPUレザーでも品質により加水分解が起こりやすいPUレザーもあり、継続的な社内実験を行うことで品質の検証と向上を常に目指しております。

2015年製造のPUレザー他社比較 (2023年時点)

生地サンプル・
見本帳について

  • 無償サンプル MUSE PU レザーの品番指定なしの無償サンプル (165mm x 105mm x 5枚セット) です。送料は弊社負担いたします。
  • 指定生地サンプル ご指定のPUレザーをお送りする指定生地サンプルです。約B4(360×250㎜)サイズ。1枚500円(送料500円/回)となります。
  • PUレザー見本帳 MUSE PUレザーの全品番のサンプルが入った総合見本帳です。1冊5000円(送料1000円)にて販売しております。

試作制作用の
小ロット発注(1mから)にも 対応しております。
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